こんにちは。南町薬局の金野です。
今回は習慣の作り方について解説していきます。
前回、習慣化には条件があるとお話ししました。
健康のためにはぜひ運動習慣を作っていただきたいので、今回は運動を例に挙げます。
条件1. 手軽に手に入る、出来る
スクワットや腕立て伏せなど、家でできる運動が最も続けやすいです。準備がいらない分、時短にもなります。
ウォーキングも良いでしょう。準備は着替える程度なので続けやすいと思います。朝日を浴びることは良い睡眠にもつながりますので、朝の散歩もおすすめです。
スポーツジムは上級者向けです。準備、通うのに時間がかかるので、自宅でやるより習慣化は難しくなります。運動習慣を付けてから、ステップアップでジムに通うと続けやすくなるでしょう。
条件2. 報酬がある、成果がある
運動による成果は体力、筋力が付くこと、検査値が改善する事など様々です。階段を上ったときに息が切れなくなったり、筋肉がついてスタイルが良くなったり、血液検査の結果が改善する。これが目に見えればきっと運動を続けていこうという気持ちになれます。
しかし、ここで難しいのは目標とする成果が簡単には現れないということです。
ではどうすればよいか?簡単です。
自分で簡単に達成できる目標を作ってしまいましょう。
例えば、運動を習慣にするために毎日スクワットを行うとします。
筋力や、体力のことを考えるとスクワットはある程度の回数をこなす必要があると思います。
ただし、最初のうちはそんな事よりも習慣にすることを第一に考えましょう。
1日1回だけスクワットする。これだけでよいです。
1日1回スクワットが1週間出来たら、1日2回に増やしてやってみてください。
もう少しできそうな人は5回でも10回でも良いです。自分が絶対にできる目標を立ててそれを達成していくことが大切です。
達成した記録を残すためにカレンダーに何回出来たか数字を書いていきましょう。
達成感を味わうこと=報酬であり、それが運動を続ける習慣を作ります。
回数を増やしていけば、得られる達成感が増えます。ここまでくれば運動が楽しくなってくるでしょう。ある程度の回数がこなせる頃には、習慣になっていると思います。
ウォーキングをするなら5分、10分。1日1000歩でも良いので、絶対にできる目標を立ててから始めてみて下さい。
習慣化してしまえば、極論、歯を磨くように、違和感なく運動することができるようになります。そうなれば必ず健康に近づきます。是非チャレンジしてみて下さい。
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